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HiroshiArai’s Laboratory of “Kutu” 新作発表

6/21~25のパリ展 7/17~20の東京展を経まして 7/21よりFANS.浅草本店にて, 作品を一般公開および受注開始いたしました。

今回は、初の個展開催になり、テーマは “Kutu” としました。 いわゆる荒井弘史靴研究所のテーマである “靴とは何か?靴はどう創っていき、どう履いてもらいたいのか?”  靴=SHOESではない。 日本人が考えて、革を化かして作った履物。 これを作って、どうしても海外で発表したかったのです。

今回の新作を3年前から試行錯誤を重ねていった所、自分が理想とする心地よいフォルムやフィット感が日本の伝統的履物である“草鞋”と感覚的に繋がっていき、そしてその繊細で強いフォルムを出す為に革を叩きつぶす作業が金属加工の“鍛造”と同じ作用となっていき、独特の凹凸の表面が現れたことも、なにかに辿り着いた気がしました。

その独特な表情もあってなのか、パリ(ファッションウィーク)では予想していたより大きな反響があり、様々な国の人に見て貰い履いてもらい、とても面白いことだと思いました。そして今回から半年に一度、展示会を開催していく予定です。

ぜひ店頭で見て、試着して貰えましたら嬉しく思います。そして、皆さまの感想・意見をお聞きし、次の作品に繋げて行ければと思っています。

>> 1st Exhibition